早起きしたので、お散歩へ出かけた。
しかしまさか、3連続の無駄な運命に遭遇するとは思わなかった……。
◇1つ目
最近、お腹周りが太っているので「お散歩だ!」と意気込む。
自宅を出ると、その日は資源ごみの日。
カン・ビン、ペットボトルなどの分別が綺麗にされていた。
(散歩は体に良いなぁ)
汗を少しかきながら、ガード下の歩行者用トンネルをくぐる。
いつも通学の時間では、歩行指導員のような人が、入口と出口に合わせて二人立っていて、
「おはよう~」とか歩行者に声をかけている。
たまに自転車を乗りながら走る人には、
「トンネル内は、自転車は降りて歩いて下さい」と軽い注意をする係り。
でも、早朝過ぎるのか、その日はまだ歩行指導員はいない。
なので、自転車は、降りもせず、ス~と素早く走っていく。
(まあ、自転車のマナーが悪いんだけど、歩行指導員ってどうなんだろう?)
歩行指導員は、朝7~9時くらいまでの時間しかいないのです。
おそらく市が負担して、学生の安全のために雇っているのか。
それで学生の安全を守られているのでしょう。
でも、学生が帰宅する時間とか、それ以外の時間は指導員はいません。
なので、自転車は平気でス~と乗ったまま、学生やお年寄りや女性の脇をすり抜けていきます。
歩行指導員は、定年した60歳くらいの人が二人で行っています。
(なんか、学生の安全を守ってもらっているのか、それとも、歩行指導員の職を守ってもらっているのかわからないな・・)
ある一定時間だけ、歩行指導員をトンネルに置くというのは、おそらく慣例とか、以前に事故があったからなどの理由もあるのでしょう。
でも、朝の通学時間だけ配置するというのは、歩行指導員が職にあぶれないように慣例でしている、という感じがしました。
なんか、学生が守られているのか、どっちが守られているのか。考えてしまいました。
これは、歩行指導員を無くそうと言っているのではなく、なんかもっと効果的にその仕事の仕組みを活用すべきかなぁって思います。
今の時代は、監視カメラと音声が遠隔で出来ますので、市など別の部屋から、歩行者を監視して注意もうながせますからね。
◇2つ目
散歩で汗をかくと、早朝でお腹が空いてきた。
某牛丼チェーン店に足を運ぶ。
牛丼&お新香のテイクアウト。
すると、素早い店員さん。
お新香だけ、別のビニール袋へ。
そして牛丼も別のビニール袋へ。
(そんなの一緒の袋でいいのに……)
と思ったのもつかの間、手早すぎて「一緒で・・・」も言えず、
お会計に進む。
その帰りに、お新香の袋を牛丼の袋の中に入れて歩き出す。
(おそらく温かいのと、お新香は冷たいから別にしてくれたんだろうけど、結局一緒になるから意味ないな……)
別の袋にしてという人もいるんでしょうね。でも私はこのくらいであれば同じ袋派です。
大手スーパーでレジ袋を節約するところも多いですが、同じ大手でも、牛丼チェーンとスーパーでは考え方が違うのかも。
◇3つ目
そう考えると、テイクアウトにした自分も、なんとなく、早朝に店内の暗い雰囲気の中で、夜勤で疲れているのか、朝までカラオケしていたカップルなのかわからないけど、あの雰囲気で食べたくなかったので、テイクアウトした。
でも、テイクアウトもポリ容器が無駄だし、お店で食べたほうが良かったのかなぁと、帰宅して牛丼弁当を食べながら思いました。
そして、早朝、痩せるために歩いたのに、結局朝から牛丼を食べてしまう自分も、ダイエットにもならないので、無駄だったなぁと……。(^^;)
まさか、早朝の清々しさから、そんなことを考えてしまうなんて。思いませんでした。
それから、あるネット記事を見てみると、
どこかの大学の教授が調べたところによると、ある地域や市では、資源ごみの日のカン・ビン、ペットボトルなどの分別は地域の人が一生懸命しているにも関わらず、ゴミ処理場に着くと、燃えるゴミと一緒に燃やしているとか。
それは、ごみ処理場の許容量の問題とか、燃焼エネルギー、つまり火力の問題とかがあるようで、ペットボトルなどと一緒に燃やすと、石油製品なので、火力が上がってよく燃えるからとのこと。
その教授の言葉だと、分別は必要ない。結局燃やすには、火力が必要で石油や石炭が使われるので、ペットボトルは燃料になるので、一緒に燃やすのが良いとのこと。分別の手間を家庭にさせないほうがいい、との意見もありました。
専門家ではないので、何が正しいのか分かりませんが、世の中、慣例とか無駄とか、いっぱいありますね。
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